欲張りな人ほど行動できない

   

チキン南蛮が食べられなかった

今日の昼12時前のことです。

弁当屋さんに行ったら、

 

「ごめんなさ~い、ご飯が炊けるのにあと30分はかかります。」

 

 

え?

まだ12時前なのに?

 

また今度きます・・・。

 

 

 

この店の「機会損失」はいくらなのか?

 

 

本来ならば得られるはずの機会(利益)を

得られなかったことによる損失を

 

”機会損失”といいます。

 

もし、先ほどのお弁当屋さんが、

早い時間の注文が多かったのでしょう。

 

しかし、別の窯でご飯を早めに用意しておけば、

20食分、売れたかもしれません。

 

そう、この20食分、得られたはずの機会(利益)

が得られなかったための損失なのですね。

 

 

もう一つ実例を

 

 

これは、ある2代目社長の話です。

 

創業者である先代の会長は即断即決で、

物事をパンパン決めて行動してきました。

 

その会長は

 

「歩きながら考えればいい」

 

 

と日頃から、歩きながら考えるため、

躓くこともありましたが、

 

成功した事業も多く、

今に至っているのですが、、、

 

 

しかし、2代目社長は、

 

会長とは全く正反対でとにかく行動が遅い。

 

行動が遅い上に、意思決定も遅いため、
重要なことを忘れることも多かったのです。

 

 

その理由をそれとなく聞いてみると

 

「やらないといけないとは分かっているが、

もっと他にいい方法があるんじゃないか、

もっといい案が浮かぶのではと思うんです。」

と。

 

 

そう、即断即決ができず、行動が遅かったのは

 

 

 

「欲張り」

 

だったのです。

 

「もっと、いい方法が…」

「もっとプラスになることが・・・」

「もっといい案が・・・」を考えている間に、

 

ドンドンタイミングを逃してしまっていたのです。

 

 

その結果、

100円の価格で販売できた商品が、

110円で売れるのではないか、

 

と考えている間に、

 

その機会を逃し、80円でしか販売できなくなったのです。

 

 

たしかに、交渉ごとでは意思決定をギリギリまで延ばしたほうがいい場合もあります。

 

 

しかし、欲張ってはダメなのです。

 

何でもかんでも拙攻するのも困るけど、

ダラダラと決めきれないと大きな機会損失を招くのです。

 

 

では、どうすれば機会損失を削減できるのか。

 

あなたも同業種と比べ、

 

利益率が低いとか、

人件費に比べ、生産性が上がらない、

作業時間がかかる

 

など、思い当たる節を感じるようであれば、

 

どこかで「儲け損ね」や「無駄」により、

機会損失が生じているのかもしれません。

 

まずは、日常業務の中で起きている

 

“機会損失”を感じる業務や数値について

 

一度、仮説を立て、検証してみましょう。

 

 

これをすると、落ち込みますよ。

 

 

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