顧客満足を上げる方法

      2017/01/16

経営者に対し経理の指導を実施しましたか?

 

私の顧問先だけなのでしょうか?

 

「税理士事務所から決算説明はありましたよね」

 

の問いに対して、

 

 

「決算説明はあったけど、売上と利益がいくらだったか以外、

数字の説明ばかりで何言っているか、さっぱりわからん」

 

との答えが8割以上です。

 

 

 

なぜなのか?

 

それは、試算表が読めない経営者にとって、税務・会計用語は外国語と同じだからです。

 

 

このことを理解せず、毎月監査時に試算表の説明を職員が一生懸命しても

 

”経営者にとっては外国語を聴いているようで嫌気がさす”

 

だけなのです。

 

 

考えてみて下さい。

 

あなたは経営者に対して経理の初期指導をしましたか、

 

 

経理担当にだけに経理の初期指導をしてませんか

 

経営者の頭の数値と合っていない

経営者もこの科目がどういう意味なのか、

なぜ、この数値がここなのか、etc

 

俺の頭の中の計算と違うんだけどなぁ・・・

 

しかし、

 

今さら聞こうにも聞けない

 

そうやって今に至っているのではないでしょうか、

 

 

そう、実はここに経営者の顧客満足が上がらない理由があるのです。

 

 

だから、試算表の読み方をわかりやすく説明し、経営者の頭の中の計算と合致させるだけで、

 

顧客満足度は確実に上がるのです。

 

 

事実、私が数値や財務分析等、試算表の読み方について研修をしましょうか、

 

と言えば、喜んでお金を払ってくれるほど価値があるのです。

 

 

しかし、

 

 

長年顧問しているのに今さら経営者に初期指導するのも・・・

 

どうすればいいのか

 

 

方法は色々あると思いますが、効果的な方法としては

 

 

経営者が欲しがっている数値をまず聞く。

”経営者の頭の中の計算方法を聞きだす”

 

ということですね。

 

その数値は簡単にデータとして出せるのかも、しれませんが、

 

今の経理体制等では、なかなか出せないとでもいい

 

経理の見直し方が必要と相談を持ち掛け

 

経営者が入らないと、どのような体制がいいのか、

 

決められないとでもいいましょう。

 

そこで、

 

まずは試算表の中身から検討しましょう。

 

とでもいい、経営者に同席してもらい、

 

経営者に試算表のこの意味は・・・

 

と読み方から指導する。

 

 

 

このメリットは、

 

経営者に経理の現状等に問題点などに気づいてもらえることや

本当に経営者が欲しい数値が把握できる点、

システム等で効率化を図る提案がし易くなる点など

 

 

 

そのメリットは計り知れません。

 

 

 

もう一度いいます。

 

経営者への初期指導をしなければ、いつまで経っても顧客満足は向上しないです。

 

 

初期指導をしっかりすれば、顧問先と長年にわたって信頼関係を築くことが可能になるのです。

 

 

そして、

 

”今日からでも実践できる”

 

のです。

 

 

そう、

 

顧客満足の向上=顧問報酬アップ

 

 

顧問報酬アップも、

 

今日から実施する経営者への初期指導にかかっています。

 

 

初期指導ができる事務所体制になっていますか

どの職員が初期指導をしても、顧問先に満足してもらえるためには、

事務所内での初期指導マニュアルの作成、見直しや、

 

誰がやっても顧客満足を得られるようなコミュニケーション能力の開発が必要です。

 

 

初めのうちは、所長か、コミュニケーション能力の高い職員が実施すべきかもしれないですね。

 

今日から始められる

経営者への初期指導を行い、

 

 

顧問先との信頼関係を確固たるものに築きあげていきましょう。

 

 

 

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